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Sustainability
サステナビリティ
Environment
環境に対する取り組み
当社は、臨床検査事業および食品・環境検査事業を事業ドメインとし、検査のパイオニアとしてお客様に信頼される製品・サービスを提供する企業として、地球環境保全は、企業経営の重要課題のひとつとして位置づけ、環境問題に積極的に取り組みます。
当社は地球環境保全を企業経営の重要課題のひとつとして位置づけ、2010年に環境に関するISO14001を取得し、環境問題に積極的に取り組んでいます。
適用規格 | ISO14001:2015 |
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適用範囲 | [本社] 本社機能及び検査用試薬の販売、診断用機器の設計・開発 [野木事業所] 検査用試薬の設計・開発、製造及び配送 [那須事業所] 検査用試薬の設計・開発、製造及び配送 |
審査登録機関 | テュフズードマネジメントサービスGmbH |
認証書登録番号 | 12 104 26393 TMS |
認証書有効期限 | 2021年4月16日 |
当社は、省エネルギー・省資源について、基準年(2007年、2008年度平均)に対して、中長期の削減目標を設置し、それに向けた活動を推進しています。また、環境配慮型製品の提供についても目標を設定して取り組んでいます。
目的 | 中期目標(2023年度)、 長期目標(2028年度)※1 |
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省エネルギー・地球温暖化防止 | 中期 目標 |
CO2排出量を売上原単位※2で35%削減 |
長期 目標 |
CO2排出量を売上原単位で40%削減 | |
省資源・廃棄物削減・リサイクル | 中期 目標 |
廃棄物の60%削減 |
長期 目標 |
廃棄物の65%削減 | |
環境配慮型製品の提供※3 | 中期 目標 |
開発製品の比率10%以上 |
長期 目標 |
開発製品の比率20%以上 |
温室効果ガス排出量を算出および削減目標を策定、SBT目標として取り組みを開始しています。
当社では、サプライチェーンの温室効果ガス排出量をScope1、Scope2およびScope3の分類で算出する取り組みを開始しています。原料調達、製品輸送・使用・廃棄などの各段階の中で、温室効果ガス排出量や排出削減のポテンシャルが大きい段階を特定することで、自社だけでなく、原材料の調達先や販売した製品の使用先を含めたサプライチェーン全体での排出量削減に向けて取り組んでいます。また、サプライチェーンを構成する事業者への情報提供等の働きかけにより、関係事業者の理解促進および連携を図り、協働して温室効果ガスの削減を推進します。
当社の製品開発は、常に環境に配慮した取り組みをしています。従来製品に使用していた塩ビ素材について、計画的に代替品へと変更することで削減し、現在の製品には使用していません。
具体的な取り組みのひとつとして、発展途上国でも使用できる結核検査システムのTB-LAMPは、保存条件を冷凍から室温にすることにより、輸送時の保冷に関わるエネルギーを抑え、さらに検査現場においても冷蔵庫を必要とせず、電力に配慮した検査を可能としました。また、検査に必要なプラスチック器材の軽減にも繋がり、廃棄に関わる環境への配慮も意識しています。
医療機器の設計開発は顧客の要求を敏感に取り込み、小型化、軽量化、省電力化、短時間処理およびリサイクル可能であることを要素に入れて取り組んでいます。最新の省エネ機器および高性能処理機器の設置は年度の目標値を決めて促進させています。
当社では、既存製品の環境影響評価に基づき、開発製品に対する環境評価基準を設定し、環境影響を低減した製品を開発しています。
当社は、環境関連法(水質汚濁防止法、下水道法など)、条例・協定を順守しています。栄研化学からの排水が環境基準に適合していることを、生物化学的酸素要求量(BOD)、浮遊物質量(SS)などを定期的に測定することで確認しています。また、排水中に有害物質が含まれていないことも確認しています。野木事業所では定期的に排水設備の汚泥清掃を実施し、処理水を排出しています。
Environment環境に対する取り組み
Governance企業統治に対する取り組み